こんにちは!今回は、この発想力に学びたいと思います。
ゴーストレストラン!耳に新しい、もしかして怖いの?そんなイメージを持ちますよね?僕も最初は、少し前に流行ったスリラーカラオケの新型かと思ったりしました(笑)
決してアトラクション型の飲食店ではありません。
特にコロナ禍で着目されつつあるようです。
元々、シェアキッチンのような形態はありましたし、夜のバーを経営されているオーナーが、休んでいる日中の時間帯を貸すというのもありました。
カフェをオープンしたいけど初期投資が重い。そんな人とマッチングできたら店舗の有効活用できますしね。
そして、究極形態!ゴーストレストランの登場です。
宅配デリバリー・テイクアウトが急激に伸びる中、あるSNSの写真がネットを驚かせました。
なんと!一箇所の空中店舗から8つもの専門店がある(驚)
「とんかつ専門店」「鮨割烹」「海鮮ちらし」「漁師めし」
「カレー専門店」「サラダ専門」「どんぶり専門店」「からあげ専門店」
配達されるお客様には、出発店舗を詳しく比べることは少ないですよね。
そこに目をつけた着眼点。よくよく考えたら居酒屋さんなら全部作ってる(笑)
専門店と謳う事の正当性は少し置いといて、ビジネス視点ではアッ晴れと言わざるを得ません。もちろん、どんどん真似しよう!という事でもありません。
ネット上で表現される仮想店舗。宅配専門ですと、来店する機会もありません。
しっかりとページが作られ、メニューも写真も作り込んでいたら…。
寄せ集めの写真などではなく、しっかりと専門店として撮影にコストを掛けていく。残念ながら、飲食ジャンルにより背景を変えたりして「それらしい」雰囲気でメニュー撮影しますので、その通りに受け取ってしまいます。
路面店舗じゃなくても開業できちゃう訳です。
100点は難しいですが、75点のクオリティーで8店舗なら勝機はあります。
コロナに限らず、社会や価値、求められるサービスは常に変化しています。
潮目をよむと言いますが、こだわりや固執はある時、マイナスに作用する場合があります。
売上が激減している飲食業界です。生き残りを賭け、自分の事業をどう時代に合わせていくか。とても深く考えさせられる情報でした。
対面営業なども激減し、敬遠される時代になりました。
結果、広告関連の印刷物も減り、撮影業務がストップしてしまいました。
逆に国の支援事業などを見ますと、動画プロモーションという言葉が増えています。写真撮影から動画撮影へと、急激に移行しています。
あらゆる業界が動画広告を求める時代になっていくでしょう。
僕は着々と準備を整え、向かっていく覚悟です。
あなたがゴーストレストランで起業するとしたら、どこに限られた資源を投下しますか?
少しキッチンが充実した居抜き店舗が見つかれば、すぐ始められます。
又は現在、飲食店を運営されていたら、何かのアイデアに使えませんか?
この発想の転換といいますか、実行力を含め「スゴい!」と感じました。
まだ、世の中の底は先になります。過去の不景気も、キッカケとなる事態から2~3年後に最悪期を迎えています。この程度で、世界同時に発したコロナは終わるとは考えにくく、もっともっと世の中を変化させると感じます。
想像力と行動力で、次代に向かって行きましょう!
今、倒れる訳にはいかないのです。
おかちゃん