『価値は品質から顧客体験に変わる』

明けましておめでとう御座います!おかちゃんです。

激動の2020年を乗り越え新しい2021年がスタートしました。年末最終記事では触れられませんでしたが、改めて感謝を申し上げます。

僕はいつになく静かな年末年始となりました。広告が泣かず飛ばずですから、飲食業界は相当に疲弊していると痛感しています。今回の荒波は、個々の経営者さんに責はありません。

商売や雇用を守るべく、補助金や助成金はもちろんのこと、借入や支払猶予など全てのエネルギーを企業存続に向けられたと予想します。

悩み、落ち込み、砂を噛む思いで年末を乗り越えられたことでしょう。

新年2021年はどんな1年になるのでしょうか。

ワクチンが全国民に広がる状態にはまだまだ時間を要します。そんな状態にありながら、助成金の終了や国のキャンペーン閉鎖など、明るい要素は見つけられません。

この地球規模の大災害は過去に前例もなく、どんな未来か想像が難しいです。

しかし、2020年を経て価値観が大きく変貌し、新しい常識が生まれてきています。

ここに詳細を書くまでもなく、変化・変化・変化を取り入れなくてはなりません。

2021年はどうなっていくのか!?

特に飲食関連の商売は、焼け野原からの再出発という覚悟が求められます。

テイクアウトやデリバリーという形態変化だけではありません。

大手外食チェーン店は大胆な撤退にも、大きな戦略が隠されています。

ここから、また繁盛する飲食界隈が生まれてくる筈です。

時代に合わせどう変化したら良いのでしょうか…。

あの、盤石なホスピタリティー企業のディズニーですら、苦戦しています。

それでも世の中が反転攻勢した際に、メキメキ伸びるのが顧客体験による価値創造なのであります。

単価を下げて売るのではなく、上げた単価を体験に繋げていく必要があるのです。

もうひとつ。都会であるほど、給付金の遅れや医療の逼迫を経験しました。

リモートな時代となれば、やはり地方の逆襲です!

その土地だけの価値・体験・希少性。よくあるローカルネタでは戦えません。

地元力と勝手に言いますが、世界に通用するオンリーワンを探すのです。

どう伝えるのか。そもそも伝わる価値なのか。これも勘どころになります。

「○○山系の湧水を使った…」これで大丈夫か?常に自問自答して欲しいのです。

分かりやすく言い換えると、外国から来た小学生に理解できるか?

水を押し出すなら、日本の軟水を調べてみてください。

ほぼ硬水の海外からすると宝のような水源です。しかし、美味しいよ!だけじゃ厳しいのです。自然湧水ならどこから来た水なのか、まつわる物語は無いか。

当然、水だけですと地域一帯が同じ環境となります。

あなたの商売に他の要素は有るか、無いか。そのフィールドとなる山を湖をウォーキングしてもらいながら水に関わるストーリーを伝えると良いですね。

食材の持つストーリーや背景、希少性や生産者の素顔など物語は沢山ある筈。

地域を歩き、探し、聞き取り、宝を見つける年にしたいものです。

しっかりとフィールドワークをして、それを上手に伝える技も身につけたい。

よし!英語だ!なんて作ったパンフレット。

英語が話せるアジアスタッフの翻訳で、実際は米国の観光客には「意味わからない」と言われた実例もございます。自動翻訳なんてもってのほかです。

翻訳コストをケチって失敗する例もあるのです(涙)

常に情報発信を心がけ、新しい体験価値の創造を始める2021年にしましょう!

必ず見つけてくれる人は居ます。今から反転攻勢!そんなスタートを準備してください。

もう超えられないと思っていた歴代1位の映画作品も塗り替えられました。

世界と比較した場合の日本の安心・安全ブランド。

時が来れば、世界中から観光客が押し寄せることでしょう。

しつこいようですが、都会を少し離れたら水道水がミネラルウォーター並みの美味しさでゴクゴク飲める日本。地球上で恐らく日本だけです(笑)

視線を上げて、いざ再出発です!本年もよろしくお願いします。

おかちゃん

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