『その写真ってだれのもの?』

こんにちは、おかちゃんです。

今日は写真の権利について話したいと思います。

先日、地元で有名な洋食屋さんに行ってきました。
とにかくメニューが豊富で、地元食材なども多く使ったお店です。
ボックス席が中心で、キッチンが見えるカウンター席はお客さんが座ることはありません。
お水ピッチャーやグラスが積まれていて、ここは座れないよオーラが出まくってます(笑)

もったいない事この上ない!

子供だって大人だってカウンター席から、料理が作られる風景みたいと思うんですよね。

店内のボックス席や小上がり席が、満席になることがないからなのかもしれませんが…。

しかも!しかもです!
使われないカウンター席の前に、イーゼルに乗った大きな掲示物があるではないですか。

それは、地元タウン誌に紹介されたお店の記事を拡大コピーしたものが、飾られているのです。

記事の一部に料理の写真があり、新メニューをお客様に伝えたいとの意図は十分に伝わります。しかし、記事の内容は小さすぎて読めません。

たぶん、カメラマン同行の記者さんが取材したと思いますが、写真は譲ってもらえなかったのでしょう。
この場合、撮影対象はお店の料理でも写真の権利は、タウン誌の編集部が保持していると思われます。これは店のスタッフさんでも同様です。

肖像権はスタッフさんですが、肖像権より強いのが著作権です。
本来は撮影したカメラマンが著作権を持ちますが、そういった権利も編集部に渡している事が多いです。

美味しそうに撮影された、お店の新作料理の写真権利は私達にはありません。

これは悔しいですよね!そうなんです。写真はやはり、自分達で所有すべき大切な財産なのです。
そうはいっても、プロの技で撮影される写真はなかなか真似できないし、カメラマンを雇う発想もない…。

どこの誰が料理撮影できるカメラマンなのか?値段は?高いと困る。
知らないだけで、一歩踏み出すこともできませんよね。

一番いいのは、自らで美味しそうに写真を撮れるようになることです。
いつでも撮影できるし、一番のセールスポイントは自分達が知っています。

そこまで理解して撮影してくれるカメラマンは、なかなか見つかりません。

来店時が最大のセールスである!これは大切な発想です。

このブログでは、自分達で撮影するまでの情報とテクニックも提供する予定です。
同業のカメラマンには怒られそうですが、私自身が通ってきた道であり、やはり皆さんの店が繁盛を続けるには、大きなポイントであると思うのです。

次回記事にご期待ください。
拝読に感謝いたします。

おかちゃん

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