『あなたのお店、尖がってますか?』

こんにちは、おかちゃんです。今日はお店の個性について話します。

「あなたのお店の特徴は何ですか?」

この質問をされたら、あなたはどう答えますか?

・ウチはお酒の種類がダントツです!

・ウチは大将が毎朝市場で仕入れてるよ!

・ウチは天然酵母のパンがあるよ!

こんなキャッチフレーズよく見かけます。

これって個性になってるのか。競合する他店と戦えるのか。末長くお客様に訪れて頂ける“強み”になっているでしょうか?

僕はこのような店に行ってみたい!とは思わないです。

なかなか他では体験できない“価値”を提供できない店は生き残れない時代となってしまいました。

「出店予定の周辺に飲食店が無いのでイケると考えている。」

こんなお客様がいらっしゃいました。びっくりです!

店が無いからといって商売が軌道に乗るわけではありません。

専門的なマーケットリサーチをしろとは言いませんが、少なくとも候補地に店が無い理由を考えなければなりません。

ランチを外で食べる人が少ないエリアかもしれませんし、近くに歓楽街があるかもしれません。

店舗の家賃が安いんだよね → 商業活動ニーズが少ないからでは?

居抜きで店を借りれそうなんだ → 前のお店は潰れたのではないか?

とかく、飲食系で新規独立を考えている方は気持ちが急いでしまうあまり、準備が十分であったり、見落としてる点や甘く見積もってしまう点が多くあります。

事業計画や資金繰りなど、厳しく厳しく予測し、上振れたらラッキーくらいの厳しさで組み立てないと、実に多くの方は予想より下振れし、結果、廃業にという実話が数多あるのです。

借り入れの有無や、通常の売上が安定するまでの期間はどれくらいか、スタート時点での広告内容や予算など、細部に渡り綿密に考えなければなりません。

唯でさえ厳しい創業期です。他者になかなか真似できない個性(強み)を見つけることで、大きな稼ぎ頭になってくれる筈です。

では、そんな尖った個性をどう見つけていくか。

そこが、成功と失敗を分けるポイントになるでしょう。

そのヒントとなる事例を次回書いてみたいと思います。

ご意見お待ちしてます!

おかちゃん

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