こんにちは、おかちゃんです。
今日は、如何に他の力を利用するかについて書いていきます。
皆さんのお店では、名のある商品をどれくらい活用されているでしょうか。
例えば食材であれば、「○○産の材料」みたいな物です。
イチゴであれば「あまおう」「とちおとめ」、お米なら「魚沼産コシヒカリ」、十勝の小豆や、北海道産チーズ、飛騨牛や松阪牛などもそうですね。
僕は、商売において他のブランドの力を借りる事をどんどん推奨しています!
だって、世の中を見渡してみると、ちゃんと活用して商売が成り立っている状態が、手に取るように解るからです。
ソニー損保だって、音響AVメーカーの新規部門ではありますが、別な名前で始めていたらどうでしょうか?
ブランド企業の持つ安心感などを上手く利用し、異業種に進出している訳です。楽天などもそうですね。
身近なところに話を戻しますと、居酒屋さんで店の外から十四代、田酒、久保田などの一升瓶がディスプレイされてる店なども、銘酒で誘客している訳です。
消費者も各地の名産品がブランド化している事を知っている時代です。
メニューの中で何故そのブランド食材を選んだかというストーリーが求められます。
言わずもがなという声もあるでしょうが、全国チェーンのフランチャイズ居酒屋ですら、当たり前にやっている取り組みです。
ただ使うだけでは差別化なんて出来ませんよね。
ここは、ひとつウチの板長が吟味した結果、この産地のこの食材に辿り着いた物語を添えて、宣伝してください。
「お客様は感情で決定し、理性で納得する」有名な言葉です。
この感性に訴える技を身につけるとグッと売上が上がってきます。
最近は、メニューの中に「スタッフを口説かないでください」なんて面白い小話が書いてあるものありますよね。この技も、お客様との距離を縮め親近感を持ってもらう仕掛けなんです。
名のある物を使わないと価値が半減しちゃう場面すらあります。
ある温泉旅館さんで、貸切露天風呂を作った時の話で当初、露天ならいいだろうと湯船に使う木材を、油分があり安価な米松を使っていました。
なかなか利用されないと悩まれていましたので、改善指導しました。
それも使ったのは、ネットの檜産地の木工店で売っている壁用の羽目板です。
それも、お風呂全体ではなく、4人くらいが入れる湯船だけです。
かなり安く張替えできました。
当然、檜の露天風呂に宣伝も変化する訳です。
「檜」のブランド価値を利用しただけですが、利用客は何倍にもなったという結果になりました。
工務店さんの言いなりで、安い建材も大切ですが、根本的に必要なお客様に伝わる
「価値」を持たせたいですね。
この他にもブランド利用で成功したコンサル事例がありますので追々書いていきます。
質問・感想をお待ちしております。
おかちゃん