こんにちは、おかちゃんです。今回は一見関連が無さそうなキーワードですね。
思考のヒントになれば幸いです。
先日、ちょうど3ヶ月前にメニュー撮影に伺って、スポット的にお仕事させて頂いた飲食店さんに顔を出してきました。オーナーシェフに近況を聞きました。
・その後どんな変化ありましたか?
「急に洒落たメニューになって、格が上がった感じしてる(笑)と、お客様に言われたよ。それより嬉しかったのは、メニューに写真が増えた事で、普段は頼まないメニューに挑戦してくれた常連さんが増えて良かったよ。」
「俺も少しヤル気出てきてさ、新しいメニューも考えたい気持ちなんだけど、良いアイディアは無いかい?」
流石に、コンサル契約ではありませんので、皆までは言えませんし、通常の支援先さんとは区別しなければなりません。
しかし、何か言わずにはいられないのが僕の悪いクセ…
・業務スーパーって知ってますか?行ってみると色々面白いですよ!
「ウチは業務スーパーで買ってはいないけど、業務用は色々使ってるよ?食品業者さんと同じなんじゃないの~?」
確かに!業務用バルク食品などは共通だとは思います。でも、そのシェフが普段通う床屋さんの近くに、店舗があったようで翌週には行ってみたようです(驚)
なんというか、このアクション起こせる人と聞き流すというか忘れてしまう人で、結構大きな差が生まれるんだよなぁ、と関心しました。
スグに電話来ました(笑)打ち合わせに来い!と(汗)
「おかちゃん!店、面白かったねぇ。見てるとアイディア湧き出るねぇ。昔は市場にも行ってたけど、最近は忙しくて業者さんに発注ばかりだったから、刺激になるねぇ!」
もちろん、買ってそのまま使うという事は無いですが、どう味付けするか、調理してベース食材にするか、などなど考えが溢れたようで嬉しそうです。
使う材料だけ持ってくる、出入り業者さんにブツブツ言いながらも、シェフ自身も反省したみたいです(笑)
半年に1度くらい、業者さんも新商品を紹介しているようですが、シェフが落ち着いて考えられる時間じゃなかったり、それを活かそうという気持ちがシェフに無かったりしたら、新商品も活かされませんよね。
メニュー撮影をガッツリ行った事で、料理人魂を再燃させた感があります(笑)
この刺激!が何より大切なんです。「継続は力」なんて言いますが、飲食の世界で継続は、退化なんじゃないかと僕は思ってしまいます。
ホテルなどの料飲部門は、数ヶ月ごとに企画会議・原価設計・試食会・支配人承認と、鍛えられているなぁと思うのです。
そんな猛者と戦う飲食店さんも、進化していかなければなりません!
ホテルなどは、光熱費や人件費は頭に入れず設計してきます。戦う条件が良いのです。
やっぱり、新メニューの考案とチャレンジ。この繰り返しです。
シェフから、追加撮影の仕事を依頼されました。僕にも恩恵が帰ってきます。
料理に携わるあなたには、痛いほど伝わると思いますが、新メニューには新しい器も欲しくなりますよね(笑)
昔は、窯元の営業マンが全国行脚していたと思います。今は、ほとんど聞かなくなりました。ネットやカタログで買える時代となり、窯元も減ってしまいました。
地方都市には、食器や調理関連の卸問屋さんも激減です。
そうだ次回は、食器関連の話をしますね!
今回は、業務スーパーという場で刺激を受け、ヤル気になったシェフの話でした。
拝読に感謝します。
おかちゃん