こんにちは!おかちゃんです。今回は一番よく質問される機材に関する話題です。
カメラマンを目指している方で、すでに写真家やスタジオで修行された方を除き、スタート時点で揃えるべき機材をどのレベルで揃えたらよいか悩まれる方も多々いらっしゃるかと思います。
予算にゆとりがある方であれば、高価なカメラや照明機材など充分に用意できるでしょう。高価な機材には、安定性や堅牢性が期待できますし、長く使用できる利点があります。逆に廉価な商品は、長く使えないのではないか?という心配が付きまとうかもしれません。
実際、商業レベルで撮影業を営もうとした場合、ワンオペで臨むとしても多くの関連機材も併せて必要になります。
・カメラ本体(不測の事態に備えサブ機は必須)
・レンズ(超広角、標準、マクロ、望遠)
・ライティング機材(ストロボ2台以上、ボックス、スタンドなど)
・演出関連(バックペーパー、小物、レフ板など)
・現場確認用(ノートPCまたはタブレット)
少し書きだしただけでも、実にたくさんの準備が必要です。レンズはカメラ本体をリプレースした際に、引き続き継承しますのでどのメーカーで揃えるか悩ましいところです。チルトやシフトが出来るレンズは限られます。
僕が考えるに、初期の段階ではカメラに予算を割いてライティング機材はリーズナブルな商品群でスタートすることを奨めています。多少色温度にバラつきがある、発光ミスが発生することがありますが、カバーできる範囲ではないでしょうか。
最初はやはり、個人事業主として出発すると思います。小物までしっかりと領収書を蓄え、後に開業資産として任意償却できるよう準備していきましょう!
起業当初は、請求書発行や入金確認などの経理業務も自分一人で担わなければなりません。僕も経験しましたが、想像以上に大変です(笑)
ギャランティの設定や作品ポートフォリオなど考えておかなければならない作業も多々あります。最初は売り上げも安定しないでしょう。初期投資はできるだけ抑えておきたいところです。
自分だけのスタジオを持ちたい!気持ちは理解できますが、利益が十分見込める段階になってからでも遅くはありません。スタジオより先にサポートスタッフを雇うカメラマンも多いようです。
参考になれば幸いです。
おかちゃん