『カメラマンは体力勝負!?』

こんにちは、おかちゃんです。
一昨日、昨日と撮影の仕事があり、大事なことだなと気づいたのが、「体力」でした。

似たようなブログはあると思いますが、なかなか書かれない話題だと思います。
撮影の現場トークみたいになっちゃいますが、これから目指される皆さんには知っておいて欲しい事です。

簡単に1日の流れを書いてみたいと思います。
現場はシティーホテル。終日同じ現場で撮影する場合です。

前日に撮影の準備が終わっている事が大切です。
バッテリーの充電、ノートPCの準備、記録カードの消去など細かなチェック事項があります。

08:00 機材を車に積み込み現場に向かいます。
09:00 現場の資材搬入口に到着。機材を撮影会場まで移動。
09:15 機材セッティング開始。
09:45 セッティングとテスト撮影完了。待機。
10:00 撮影スケジュールに従って撮影スタートです。
13:00 スケジュールに遅れがなければ、昼食休憩。
13:45 現場に戻り、機材スタンバイ。
16:00 現場スタッフの上司が登場し、朝からの撮影写真を見せる。
17:00 ラウンジなど夜のセクションスタッフが入れ替わりカクテル撮影。
19:00 夜景を活かした施設の雰囲気写真を撮影。
20:00 撮影終了。機材撤収。
20:30 撤収完了後、帰路へ。

と、終わった時点でヘロヘロになっています(笑) 

ストロボライティングでの撮影になりますので、光量調整は手元で可能になりましたが、照射角度やレフ板調整など、大きな脚立から登ったり、降りたりが続きます。

脚立の上からの撮影だけでなく、料理アップのイメージも都度撮っていきますので、中腰でマクロ撮影があります。

湯気を活かす料理であれば、コンロに近づき汗出まくりでの撮影もございます(涙)
最上階のラウンジや、調理場でのライブ撮影、スタッフ撮影など機材を移動する体力と、色々な撮影方法も即座に引き出して対処しなければなりません。

帰った後も機材の整理やメンテナンスも残っています。
そして、大切な作業があります。パソコン上での現像レタッチです。

ゴミ撮りや色味の調整、トリミングや角度補正などを丁寧に確認し、納品する全部の画像を現像スタートさせるのです。
数時間後、作業完了したら納品先にデータ転送です。もう夜中です。

こんなイメージで撮影の1日が終了します。

とにかく、立ち続けるだけではない、中腰の撮影や、真上から真下を撮る真俯瞰と呼ばれる撮影であれば脚立の上から地面を覗き続ける体勢もあったりと、ほぼ体力と気力勝負みたいな感じです。

特にクライアントさんが経験豊富で求める写真のクオリティーが高いほど、オッケーが出ずスケジュールが押せ押せになったりも。

でも、これだけは言えます!キツい撮影ほど良いカットが残せたりするんです。

自分の代表作品の1枚になることもあります。

今日の撮影良かったよ!と言われたら疲れも少しは軽減されます。

今回は、目指す方には驚かれたかもしれませんが、ハードな一日をお伝えしてみました。

懲りずに、カメラマンを目指して欲しいと願っています。
これからも、自分が得た経験はすべてお話していこうと思っています。ご質問あれば何なりとお聞きください。

おかちゃん

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