『年間契約の重要性』

こんにちは、おかちゃんです。今日は、カメラマンにとって年間契約(年契)の大切さを語ります。

カメラマンの仕事が、常に1度きりのスポット仕事ばかりでは、なかなか収入も安定しませんよね?

出来れば、定期的に発注をもらえる撮影が何本あるかで安定度が決まります。

ここで注意しなければならないのは、年契だから少し安く受注するなど、無理してオファーするというのは愚の骨頂という事なんです。でも、気持ちは分かります。

しかし、年契が必要なクライアントさんは多くいらっしゃいます。

写真の作風が一定じゃないと統一感が無い。とか、毎回1から状況を伝えるのが大変だ。などなど、先方の希望でもある訳です。

とは言っても、誰でも最初は始めまして!な訳ですから、次もお願いしたい!と思って貰えるかは、とっても重要です。

ギャラが最初から自分の希望より安めだとしても、手を抜かない。

持てる知識を総動員して、クライアントを絶対満足させる!という気持ちで臨みましょう。

カメラマンは、自宅で広告撮影の実績写真を作るよりも、頂戴した仕事で撮影する方が断然大掛かりな写真が残ります。まったり、自宅スタジオで撮影した写真とは雲泥の差が出ます。

その為にも、例えば出張撮影でしたら、あらゆる場面に対処できる機材も用意しておきます。

新たに用意するという意味ではなく、重いから減らすか!と手を抜かないという意味です(笑)

長期のお付き合いになると、最新のギャラより安い現場になることもあるでしょう。

つい傲ってしまい、気を抜いてしまう事…僕にも経験あります。

撮影準備にしても、1時間前に現場に到着してたのが30分前になったり、バック地や小物が少なくなったり、自分でも書いてて反省しながらです(涙)

この年契撮影があることで、どれだけ安定したか、実績やポートフォリオを埋められたかと考えると、頭が上がらないハズなのにです。

話を戻します。

継続依頼を請けるにはクライアントが希望するニーズを、どれだけ事前にキャッチできるかなんです。

店舗であれば、下見やロケハンも必要かもしれません。近隣競合を視察するのも良いですね。

僕は、初めましての現場でも次回のアイデアとか、もっとこうしたら良くなるとか提案を必ず話します。

その場では無理でも、依頼者の頭に残ります。次に自分より安いカメラマンに発注が行く場合もあります。それでも、結局は帰ってくるのです。

ハジメマシテの撮影でも、大きなチャンスと捉えましょう!

丸1日たとえ1000カット切ったとしても、1カットさえクライアントの想像を超えた写真が1枚あれば、また仕事は来るのです。

撮影経験が多いクライアントでも、少ないクライアントでも、こうして欲しいな、こんなカットが欲しいな、という希望はたくさん有ります。

カメラマンの都合で現場を押し切らないで、気持ちを汲んでいきましょう!

撮影現場でカメラマンの発言は大きい。ハイ、オッケー!とカメラマンに言われたら、次に行くしかないのです。

途中で顔お出す、お偉いさんにも気配りを(笑)

僕なら、それまでに撮影したカットをザーッと見せたりして、どうですか?なんて聞いたりします。

媚を売るのとは違います。この人に依頼して良かったという雰囲気を作るのも大切な仕事です。全てはサービス業ですね(笑)

シリーズ撮影できると、自分の財産になりますよ!お互い頑張りましょうね!

おかちゃん

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