『写真界から映像の世界を評価する』

こんにちは、おかちゃんです。今日は、静止画で生きてきた僕が考える映像界の話題です。

僕は、学生時代バンドをしていました。中学生の頃に始め、やはり当時流行っていたロックバンドのコピーで練習を始めます。

そして、高校生になると各種コンテストや複数バンドによる合同ライブを行えるようになると、技術のコピーからオリジナル曲を作り始めました。

全く技術が無い頃にオリジナル曲は難しい訳です。そんな発想もありません。

モノマネからスタートし、演奏技術が整ってきて初めてステージが移行しますよね。

ファンが増えないと、オリジナル曲も聞いてもらえない訳です。

当時はカセットテープ(笑)ダビングして頒布する作業も楽しかった。

しかし、音質は悪い訳です。当時どんどん安くなってきたビデオテープには、HiFi音声が収録できましたので、マスター音源はビデオに音声だけ収録していました。

価格と音質クオリティーを比べると、ダントツにHiFiビデオがコスパ良かったからです。バンド活動は学生で終わり、音楽はCDやMDになり、映像はビデオからDVDに変化していきました。

創作の分野では、映像は撮影も編集も高価な世界でしたが、写真はデジカメが生まれ日進月歩で価格が下がり、画質は高くなりました。

僕が写真を撮影する機会を得たのは、アラサーになった15年前です。

改めて自己分析すると、何かを“作る”作業が好きだったんだろうなと振り返っています。

そして、いよいよパソコンの性能向上や、デジカメでも動画が撮影できる時代になり、手の届く範囲の創作に映像が押し寄せてきました。

ネットのスピードも年々アップし、携帯電話からスマホになり、手元で簡単に映像コンテンツを楽しめる時代が訪れました。

Youtubeが活況を呈し、5G時代では通信容量を気にせずコンテンツを受け取れる時代になっていくでしょう。

実は、10年くらい前に本業関係でローカルCMを制作した経験があります。

15秒の映像を作るのに、BGM・映像・ナレーション・編集で50万円、地方のローカルテレビのフリースポット枠(いつ放映されるかお任せ)を使っても、月に100万円以上が必要でした。

200~300万円の広告予算がスタートラインになります。

これでは、相当大きな組織じゃないと無理な世界ですよね!

小さな会社、お店、ましては個人では難しい分野であったのです。

しかし、時代は大きく変化しました。

PCやスマホで、簡単に綺麗な映像制作が可能になりました。

コストのハードルは大きく下がりました。放映に必要な費用もテレビを除けば、自社ホームページやYoutubeというチャネルが出来ました。

写真でシズル感と言われる表現も、どう魅力を伝えるかという技術ですが、映像では簡単に臨場感を伝えられる媒体です。

紙ペースの広告や高価なテレビの世界だけじゃないですよね!

もちろん、それらレガシーメディアが急に消滅することはありません。

しかし、コストパフォーマンス的にも新しい映像媒体が身近になったのです。

僕は、これからも写真を撮影し続けるでしょう。

同時に、映像表現や、費用対効果の観点から広告に映像を取り入れる事も取り組んでいこうと決めました。

まだまだスタートしたばかりですが、構図・色使い・演出・BGM・編集など自分が過去に楽しんできた世界の経験が、こんなにも活かせるとは思ってもいませんでした。

悔しいけれど、動く写真には敵わない(笑)

今、必死になって中小企業や個人店でも映像プロモーションが出来る仕組みを考えています。まだまだコストが掛かります(涙)

もっと安く、もっと気軽に利用するにはどうしたら良いか!?

値段よりも、効果が大切です。広告として、売上や利益に貢献できるには、どんな仕掛けが求められているか。作り手、広告主の自己満足に終っては意味がありません。

消費者が求める、心が動く、購買行動に繋がる。そんな映像広告を目指して活動を開始したのです。広告の世界、カメラマンの世界を目指すあなたにも知っておいて欲しいと考え、記事にしました。

あなたなりに思考を巡らせ、新しい生活様式時代を生き抜く術を見つけて欲しいのです。僕も学び続けます!そして、また紹介していきます。

おかちゃん

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