こんにちは!おかちゃんです。今回は、これからの広告媒体とSNSの重要性について考えていきます。
SNSがこれほど重要視されていなかった10年前の広告は、どのような物があったでしょうか。
・新聞広告
全国紙、地方紙とありますが、ある程度広く告知する為に利用されていました。
ご自分の商圏に合致したエリアに出稿できますが、目に留まるかは不明でした。
基本はモノクロで面積により、広告費用が決まります。
新聞の1面を15の段数に分割し、幅と段数で決まります。
1面の横幅全部を使い5段分を使うと、「全5段」と呼ばれます。幅が半分で高さはそのままですと「半5段」というサイズになります。
カラーで出稿したければ約倍額となり、掲載曜日や場所も限定されたりします。
毎日、全ページをカラーで刷っている訳ではないという理由です。
新聞各社が公式に発表している配布部数の信頼性、購読率の低下や若年層への訴求効果が極めて薄い関係で、斜陽媒体といえます。
・折込チラシ
新聞の折った部分に挿入されるカラーチラシです。新聞は新聞社が配布している訳ではなく、地域ごとに配布の役を担う○○新聞店という会社があります。
そこに依頼して折込チラシを入れて配達して貰う訳です。
新聞広告に比べ、大きな紙面で自由度も高くモノクロである必要もありません。
しかし、ベースとなる新聞が低迷する中で費用対効果も大きく期待できない時代になってきました。
B4サイズ未満で単価5円程度。B4サイズ以上で単価8円程度が主流です。
・全戸配布
新聞を取っていいない家庭も増えてきましたので、エリアごとの全ポストに投げ込むタイプの広告が生まれました。ポストイン専門の会社に依頼して実施します。
単身マンションのポストにチラシが多数投げ込まれ、良い印象ではありません。
ゴミ処分が有料化された自治体が増える中、敬遠されている現実があります。
しかし、配布会社によっては投げ込む先の属性を決められたりできますので、高層マンションだけ投入とか、戸建て住宅のみ、公営住宅のみなどテクニックが使える会社もあるようです。
・TVコマーシャル
上記の広告タイプから比べるとコストがゼロひとつ増える媒体になります。
CM制作費プラス放映コストとなります。放送枠も深夜帯は安い物やフリースポットのようなお任せタイプもあります。
放映実績が記録され、予算の範囲内で放映される訳です。長期契約等で、多めに放映されるサービスもあるようです。
どのくらいの人が視聴し、効果測定をどう考えるか難しい媒体でもあります。
・ダイレクトメール
住所が分かっている顧客に送る物だけでなく、地域の企業年鑑に掲載されている会社住所に発送も可能です。要はリストを購入する訳です。
1通あたりの印刷コストと郵送費用で、割と高価な部類に入ると思います。
大量発送による割引もありますが、ハガキも封筒も料金がアップしていますので広く大量にという訳にもいきませんね。
その他にも、FAXを利用したり街頭放送やラジオ広告もあります。
不特定多数に実施する広告は、費用対効果を計測し難いという点は共通です。
長くなってしまったので、予算別の広告メディアについては次回以降にしますが、近年もっとも注目されているのが、ツイッターやインスタグラムなどのSNS媒体です。
あなたの商売によっては、ファンであり見込み客であったりと「フォロワー」を如何に獲得してゆけるかが、大きな差になってきます。
そのリスト獲得の道は険しいです。簡単には数も増えないでしょう。
時にはコストを投下してでも拡大させる必要があるのです!
何故か!?
十分な数のリストとなれば、後の告知は無料だったりする訳です。
当然お客様にも、何らかのメリットを感じて頂けなければ増える筈がありません!
よし!広告も動画の時代だ!とYoutubeチャンネルを開設しても、誰も訪問してくれません(涙)
逆に、しっかりとSNSフォロワーをお持ちの会社さんですと、既存の広告に投下してきた費用を動画制作に回し、ブランドイメージや新商品告知など、今風に、オシャレにプロモーションできる訳なんです。
どんな戦術で、どう仕掛け、どう効果を発揮させていくのか。
今後は、このSNS戦略が商売の根幹を支えていく時代となるでしょう。
何よりSNSがスゴい所は、勝手に商圏が広がってくれる事です。
その辺りは次回に!
おかちゃん