アマゾンを知らないと大きな損?
こんにちは、おかちゃんです。
今回は、起業する際の物資調達に関する記事を書きます。
もちろん、すでに御商売をされている方にも大いに参考になると思います。
僕の経歴は少し特殊です。詳しくはプロフィールをご覧頂けたら幸いですが、色々な仕事を掛け以ています。
現在は、ホテルの役員と広告カメラマン、飲食コンサルタントとこのブログも運営しています。
いわゆる本業は何?と聞かれるとホテルの役員という肩書が先に来てしまいますが、一番キャリアの長いビジネスだからというだけに過ぎません。
経営企画部だったり、マーケティング部だったりと広告宣伝に長く携わりました。
今は、スタッフを指導する立場になってしまいましたが、これらの経験を背景にカメラマンという仕事も年々膨らんでいる状況です。
さて、今回のテーマですが、現在の仕事を進める上で無くてはならない存在が実はアマゾンなのです。
ホテルという大きな建物には実に多くの人が働いています。
そして、ありとあらゆる物が流れて業務遂行しています。
これまで、ホテルとか旅館の物流においては、一般のお店では買えない物(名入れタオル類や歯ブラシなどのアメニティー、名入れの梱包資材と言われる包装紙や紙袋類、調理セクションの業務用品、お部屋のハンガーやグラス・食器など)が多く存在していました。
そして、それぞれに専門の卸問屋さんが出入りされて調達されていました。
皆さんもご存知かと思いますが、中間問屋さんがどんどん廃業されている実情にはインターネットで簡単に物が買える時代になったという背景があると思われます。
いわゆる業務用と言われる物が、ネットでも買える時代になってしまいました。
そして、早くて安い!これもポイントです。
卸問屋さんの良さは、製造メーカーさんと契約され、いわゆるロット単位での仕入れが可能です。定価より安く仕入れされ各ホテルが使用する発注単位に小分けして納品してくれます。
そして、電話したら当日か翌日には届けてくれる。
現場にも顔を出し、御用聞きのような動きもしてくれ、スタッフも重宝してしまう訳です。
配送費や担当者の人件費は、大きな意味で商品の単価に上乗せされていることも現実なのです。
いきなり、ネットで買い付けされるようになった訳ではなく、1品1品と出入り業者さんでは扱えない商品がネットへと移行していきました。
ここ3年くらいで大きく物流が変化してきたのです。
地元の工務店さんもモノタロウで仕入れ、会社さんもオフィネットやアスクルなどを活用している時代となりました。
ホテル旅館の事務所関係もアスクルなどが普通になりました。
この体験が他の物品購入も変化させてしまいました。
アマゾンが便利になったのは、食材系も扱うようになったからです。
そして何より、業務用の洗剤や消耗品、器具工具類から飲料やお酒まで、買えない物の方が少ないくらいです。
これから、飲食を起ち上げようとする皆さんにとって、質の高い商品をできるだけ廉価で仕入れできるかは、かなり大切な要素になると思います。
そして、アマゾンならではのサービスとして定期購入という仕組みがあります。
通常の注文より安い単価で一定期間ごとに自動配送してくれるのです。
加えてビジネスアカウントも開始され、さらに安く購入が可能となりました。
僕のホテルでは購入の仕組みをつくり、調達係の仕事が大幅に減りました。
使う分だけ届けられ送料も無料か格安に設定されています。
物品が切れる度に、時間と労力を使い買い出しに行くロスを痛感できるようになりました。
調味料や洗剤類、アルコールなど業務用を探してもらえたら大きなメリットをもたらしてくれるでしょう。
1リットル千円以上だった館内に多く配置しているアルコール製剤。
5リットル2千円程度で買える訳です。
何より、商売が始まってしまうと余裕が無くなります。
準備段階の今こそ、じっくりと物品調達について仕組みを立ててください。
次回は、調理器具や食器の話を考えています。お楽しみに!!
おかちゃん