こんにちは、おかちゃんです。
今回は、新規出店の計画段階にしか出来ない大切な店舗の内装に関係する話をしたいと思います。
自分のお店を持ちたい!と計画され、色々と準備が進んだ段階になると出店候補地の選定だったり、不動産屋さんを回ったりというワクワク楽しい時間が訪れると思います。
小さな店舗で始め、繁盛したら移転するという考えも大切です。
最初からイメージする大きさで成功するとは限りません。
最初は、自分ひとりで回せるくらいのスペースでスタートすることも家賃のリスクを考えると重要な判断ポイントになります。
何より、大きめの店舗ですと人手も必要となります。
固定の人件費も新規事業においてはリスクと考えなければなりません。
この段階に入ると、夢の実現が間近になってる訳ですから、地に足をついての判断が難しくなることが多いです。
ここでは、不動産と物件が決まり、いよいよ内装プランを考えるという際に注意したい点を書いておきます。工事が終わると取り返しが付きませんのでしっかりと吟味しなければなりません。
1、店舗の照明プラン
お店の中の照明が適切に配置されるか、直接照明と間接照明のバランス。
お日様がどれくらい差し込むかでブラインドやロールカーテンの設置も必要になります。
昼間、夕方、夜間の照明はどうするか。夏季、冬季の違いもあるでしょう。
販売商品があるなら、スポット照明をどうするか。
イニシャルコストを下げるのにLEDを使わない器具を使う事は、避けたいですね。
各照明の壁面スイッチでどう切り分けるか。調光対応の器具を使うか。
暖色系の灯りは雰囲気重視で良いのですが、商品の色が正しく伝わりません。
店舗の内装でも大きく変化しますので注意です!
2、空調プラン
店舗の空調設備も気を配らなければなりません。
店舗の冷暖房をどうするか。
調理スペースの空調・排気システム。
換気扇が大きすぎて冬場だと販売スペースの暖気まで吸い出してしまう失敗も見てきました。音の問題もあります。
もうひとつ。湿度のコントロールです。
夏場の湿度と冬場の乾燥も大きな問題を抱えます。窓に結露がびっしりなんて事も考えておきましょう。
3、内装プラン
清掃を含めた維持管理が一番です。床材もフローリングやビニールタイル、タイルカーペットなど、好き嫌いだけで決めないよう注意してください。
冬場に雪が降る地域、梅雨があり濡れた靴で入店されると滑らないかなど。
壁面、天井も勉強が必要です。
安いビニールクロスでも良いテクスチャーの物が増えてきました。
特にゆったりした清潔なトイレスペースを持つ店舗が増えましたので、新しい店をよく見てカメラで記録して、自分の店に活かしましょう!
レジ廻りも忘れてはなりません。ちょっとしたチラシやショップカードを置けるスペースが必要です。細かな事を言えば、暖簾やOPEN看板の事まで考えて設計して欲しいのです。
ぜひ、細心の注意を払い素敵な店舗になりますよう応援しています!
おかちゃん