『なぜ起業数年で9割が廃業するのか?』

こんにちは、おかちゃんです。今回の記事は衝撃的なタイトルですよね。

ただ、飲食に限らず、毎年多くの会社が倒産している現実があります。

特に飲食関係は、個人起業も多く会社登記していない規模もあり、実態は統計よりさらに悪い可能性すらあります。

全産業ですら5年以内に90%が立ち行かなくなっています。

こんな悲しい現実はありません。

色々な会社の近くで、応援的な仕事をさせて頂く事が多い僕ですが、短命で終わってしまう会社にはダントツに足りない物があると感じています。

新しい会社やお店の場合ですと、圧倒的に見込み発車感です。

準備期間が恐ろしく短いです。場当たり的に出たとこ勝負で始める人が多い。

一人起業だろうが、商売です。存続にはクリアしていなければならない条件があります。

飲食系であれば、資金準備が疎かですと借入金過多となります。インターネットで仕事をするようになって一層わかる事ですが、開業資金に借入がほとんどを占める場合、完璧に首を締めていきます。

物件費用、店舗什器だけでもマイナス出発です。そう認識すべきなんです。

加えて、事業計画の甘さ、見込み違い、こんな筈じゃなかった案件ばかりです。

その9割もがダメになる新規事業に、簡単に貸し付けてしまう金融機関も怖い。

以前の記事でも、立地や顧客動向などの調査に1年は必要と書きました。

事業の強みや継続に必要な販売戦略なども含めると、2~3年は学びに費やすべきでしょう。

あなたの商品が素晴らしいのは分かっています!それをどう宣伝し売っていくのか。

その術を知っているのか。ここ重要なんです(笑)

広告、営業、価値提供、リピート化(アフターフォロー)が商売の基本中の基本。

もちろん外注だって可能ではあります。

例えば、広告会社。地方にだってたくさん存在してます。

新聞社や雑誌社にもセールス部隊が居て、媒体を使った広告宣伝が可能です。

しかし、広告を売るのが仕事。紙面が埋まればいいのです。

決して、あなたのお店が繁盛する・しないではないのです。ここが大問題!

費用対効果という言葉があります。

詳しくはネットで調べて欲しいのですが、新しい商売では一番難しいのが効果測定なんです。

広告を投下する予算と、返ってくる売上アップ分の利益で比べます。

「最初は店の名前を売るのが大事だから…」と言って正しく効果を考えないのです。

売り込みを掛けてくる営業マンに乗せられてはダメです。

オープン前なら告知も大切な行為。しかし、それは開業資金に含める内容です。

店の開業がゴールではありません。残念ながらそうなっている人が多すぎるのです。

ロゴ入りの袋や箱、シールなどで印刷会社と関わりが生まれます。

その担当者と話していくうちに、広告のセールスが入ってきます。

そして、じっくり考えもせず、告知広告やオープンイベントで資金が枯渇していくのです。

商売の基本4つの広告だけ取り上げても、ザルで水を汲む状態です。

それくらい開業ハイテンション状態は、怖いのです。

では、営業で何をすべきか?

自店の売りである商品・サービスはどうなんだろう?

リピート化に向けて何を仕掛けるか?

などなど開業前に考え準備しておく事が山のようにあるのです。

あなたが、何屋さんをやるか。よりも大切なのは、あなたに売る力があるか?なのです。

売る力を備えてくこと、学んでおくことが第一。その力があれば何屋さんでも成功します。

僕は自分のプロフィールに、“潰れるお店を無くしたい!”と書きました。

そして、何より売る力をつける学びとして、ライティングと写真に辿り着きました。

お客様が、訪れ買いたくなる物語を書き、美味しそうな写真で動機づけます。

良い写真は、来月・再来月の宣伝を勝手にしてくれるのです。

その力を得ておくことが、何よりの廃業回避と信じています。

もっと裏話があるのですが、ブログでは限界がありますね。

深い話はメルマガに残しておきます(笑)

今回も読んでいただきありがとうございました!

おかちゃん

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