『女性の活躍を妨げるもの』

こんにちは、おかちゃんです。最近さまざまな本を読む中で、記事として残したいと強く感じた事です。日本において女性が働くことに壁が在りすぎる問題です。

年齢段階ごとの労働力グラフというのを見ると、Mの形をしています。

簡単に想像できますよね。

結婚出産育児の段階で、労働力として表すグラフでは落ち込む時期、それがMの谷間部分です。

この落ち込み、日本だけ今だに改善されないんです。世界的にも異常。

しかも一旦、落ち込んだ所からの戻りが緩やか過ぎます。

これは、一段落後の労働復帰において、パート・アルバイトなどの非正規労働が主流で、安い時給で働かなければならない人が、如何に多いかを示しています。

0歳時保育が限りなく整備されておらず、まだ社会が真剣に女性の力に気付いていない。

これが可能になると早い段階で、フルタイムで働ける女性が増えます。

よく考えてみると、人を増やして、人不足を解消してくれて、内需に一番寄与してくれる。

ありがたい存在でしかないですよね!

しかし、小学生になってしまうと夏休み・冬休み問題が発生します。これもフルタイムの壁です。

学ぶ中で気づかされた言葉があります。「ワンオペ育児」という言葉です。

如何に高学歴・高収入の男性だろうと、育児や家事の参加率が低い。

前の記事でも書いたと思いますが、夫婦2人の所得合計キッチリ半分は妻である女性のモノです。

高所得の男性ほど、結婚時はいいけど出産では女性の退職を希望する人が多いようです。

子供が可哀想と思うらしいのです。

子供が学校から帰ると「おかえりなさい」と手作りオヤツでお出迎え。なんたる幻想!!!

日本って変な理想が蔓延っていて、これが中々抜けない古い固定概念が多すぎます。

白馬の王子様が来る!中学生の彼氏・彼女ができたらペアルックする!くらいのお花畑思想ではないでしょうか!?

男性が結婚を考える30代前半の平均所得は、300万円程度です。

今や6割以上の子供が大学進学する時代に、女性が時給1000円などで甘んじては資金不足は明白です。奨学金制度はありますが、社会に出たばかりの子供が背負うには、大きすぎる借金です。

人手不足の問題が深刻化すれば、女性活躍の機会も増え、保育の問題も解決される可能性があると文献には書かれていました。

かつてバブルの頃、会社が新卒学生確保の為に福利厚生の充実と称して、保養所を乱立させた再来になると言うのです。

僕も大きな組織でその時代を過ごしました。御殿場、清里、山中湖などの保養所を利用した事があります(笑)金融業ですから使える日は限定、管理人も必要とあってバブル崩壊と共に消え去っていきました。

人手は不足しているのは同じですが、景気感覚やコンプライアンスの違いで、同じような先行投資が大手企業に可能かは見えないというのが実感です。

女性活躍の環境が、充実して欲しいと願っているのは同じなのですが…。

そして、平成27年度の数値ですが、婚姻63万件で離婚は27万件でなんと35%の離婚率です。

主に女性が親権を持ちますから、シングルマザーの困窮も大問題です。

養育費が少ない上に、支払いが続かない日本の環境で、ワンオペ育児です。

子供が熱を出すなんて日常です。正規雇用の道は限りなく小さい。

働く側も、雇用する側も、母親のフルタイム労働には慎重になっています。

改めて気づかせてくれた現状。

新井紀子先生に感謝しつつ、これまでの記事に書いてきた、空き時間を最大限活かし、見合う収入に変えていく強固なスキルを磨く!この方向を確信した学びの時間でした。

それぞれが出来る形で問題解決に力を注ぐ!それでいいのだと思うのです。

あなたの得意・不得意を棚卸ししてみて、活かせそうなら迷わず突き進む。

意欲ある人は本当に強いです。僕も負けていられません!

いつだって困難な時代だし、難しい社会には変わりありません。泣き言は言ってられません。

足元の少し先の未来を考えながら、せっかくのインターネット社会です。

個人が活かせるこの環境を、上手に学び泳ぎ切る。これが最善と信じて活動していきます!

今回もお読み頂き、ありがとうございました。

おかちゃん

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