こんにちは、おかちゃんです。最近になって、お客様から動画制作の相談を受ける機会が増えてきました。これまで主流だった写真や紙媒体での広告との違いを記事にしてみます。
似た着目点ですが、カメラマンに向けた記事を2020年の最終記事にしました。
新聞・タウン誌・新聞折り込み・チラシなど、これまでは文字と写真そして紙ベースで広告を行う事が主流でした。(大きな会社のCM放映は除く)
ひとり親方よろしく、広告の依頼主が全てを仕切ることことはありません。
広告会社が頭となり、媒体の選定やデザイン、告知する内容を依頼主と打合せを行います。紙面の割り振りやコピーライティングを進めつつ、写真撮影を行っていく訳です。
デザイナーは最終割付を終わらせ、文字校正、校了し、印刷会社さんにデータが移され印刷後に配布する会社に渡ります。実に多くの人の手を経由する訳です。
しかし、動画プロモーションですと、かなりの違いが出来てきます。
仕切りはディレクターになりますが、大企業向けの予算たっぷりCMとは訳が違いネットを活用した動画制作となりますと、関わるスタッフが圧倒的に少ない。
ディレクター、映像カメラマン、編集スタッフくらいでしょうか!?(汗)
依頼主の負担も大きいのです。
良い映像プロモーションにする為には、コダワリ過ぎない!これに尽きます。
依頼主の、ディレクターの、カメラマンの、編集者の独りよがりに陥り易いので注意しなければなりません。
標題にあるとおり、伝えたいメッセージはひとつ。そこからブレないで見た人に伝わるか!?そこにコダワッていく!それだけなんです。
店舗もスタッフも商品も通販も映像にしたい…。
分からない訳じゃないんです。でも撮影だけで何日必要になるでしょうか。
全部のシーンを繋げたら何分の動画になってしまうでしょうか?
最後まで観て頂けるでしょうか?
お客様に残るメッセージになるでしょうか?
映像プロモーションですから、決して安い費用ではないでしょう。
しかし、冷静に取り組まなければ効果が小さくなってしまうのです。
・最初は、お店を知って欲しい!
・そして、商品を知ってほしい!
・次は、頑張るスタッフを紹介したい!
・十分に認知されてるなら、ブランドコンセプトに特化!
・次の新作を告知したい!
それぞれに、相応しい映像演出やBGM・ナレーションも変化します。
先日、ご贔屓のホテル様からコース料理の1品1品を撮影したコース料理のPVを依頼されました。もう、そんな時代なんですね…。
自慢の商品に特化した映像制作。ぜひ考えてみてください!
2~5分くらいの長さが最適に感じます。
自社の強みを見つめ直し、強く押し出す。そんなシナリオや映像シーンを考えてみてください。他社には無い何か。そんな映像はきっと差別化に繋がります。
テレビCMに拘る必要もなく、自社のYoutubeチャンネルを開設しコストのほとんどを制作に振り向ける事も可能です。
広告の滞在時間もキーワードです。媒体ごとの違いや映像時代の特徴など、まだまだ書きたいネタは山積しています。
また次回にでも!
おかちゃん