『写真脳から映像脳への変化』

こんにちは!今日は、僕の近況なので雑談カテゴリーです(笑)

広告写真の撮影経験は、早15年になろうとしています。これまでは、無意識のうちに看板や雑誌、パンフレットなど兎に角世の中の写真を自分と比較するのが日常でした。

このカットはスゴい!このライティングはどうやったのか?や、この写真はもっと良く撮れたのではないか?自分ならこう演出するのに…。

大げさですが、起きてる時間中それが頭から離れない。そんな15年だったような気がします。

2019年からは、写真に加え映像広告に興味を持ち、学習を始めます。極端ではありますが、写真はシャッターを押した時点で結果が判断できますね。補正やレタッチの時間が取れない現場ですと、そのままRAWデータとは別のメモリーカードに記録したJPEG画像を渡す機会すらありました。

これが、映像となると撮影はごく一部のプロセスでしかありません。

写真は一瞬で1枚を完結させますが、ムービーは1シーンにしかなりません。ストーリーの時系列で撮影する訳でもありませんし、編集や音声・BGMを含めて作品となります。

クライアントさんも立ち会う訳ですが、写真はテザー撮影といってその場で確認が可能ですし、前後のカットも簡単に確認できます。動画は、リアルタイムモニターは可能ですが素材でしかないので、クライアントさんも要望が言い出せない空気感も…(汗)

SEやBGMもこれからですから、言いようがありません。写真撮影とは大違いなのです。

話を戻しましょう(笑)

最近の僕は、映画やドラマが先生になってしまっています。Netflix様々です。

Youtubeも有益な動画はたくさんありますが、道具の解説が多く実際の業務に係る話は少ないですね!

雰囲気とBGMで、カッコよく仕上げた作品は多くあります。イメージ戦略なら参考になりますが、商品プロモーションとなりますとやはりTVCM等が教科書です。

15秒での究極表現と120秒程度のプロモーション動画は大きく違います。

僕は飲食系の写真撮影が主ですので、映像の色がとても気になってしまいます。

映像界では、カラーコレクションやカラーグレーディングと呼ばれる色彩調整が必ず施されます。しかし、あくまで映像上のバランスだったり素材のバランス調整が主眼となっているように感じます。

その食材の正しい色はどうしちゃったのだろう…。キレイに見えたら良い?

補正の幅も写真とは段違いです。本当の色なんて関係ない程にガリガリ調整します(涙)

映像はストーリー。物語を伝える為の演出や効果、BGMです。いつしか色彩もそっちのけで突き進む世界のようです。これは、逆に僕なりの映像こだわりが作れそうです。

映像界の作品には素晴らしい部分もあります。メイキング動画が多々存在しますね!

最近は、中国の大作歴史ドラマを、字幕をヒイヒイ追いながら観ています。1時間作品が70話とかあります(笑)とにかく美しい映像美!そのメイキングはYoutubeにたくさんアップされ、すごく参考になります。人海戦術でシーンの1つ1つが収められていきます。

恐らく70話ともなれば、撮影だけでも1年以上を費やしている感じです。極寒や猛暑の撮影現場も見て取れます。セットも巨大、スタッフも大勢、演出も大規模です。

ライティングや衣装などもハンパじゃありません!

華やかな場面の映像処理、ダークなシーンの色彩演出、カット割の妙、効果音など、学びポイントもたくさん存在します。素直にドラマに没入できない自分が悲しいですが、ハリウッド映画から得られること、ドラマやショートフィルムから学べる事などなど…。

脳が、映像体験を欲してしまっているのが自分でも解ります(笑)

メイキング映像が様々公開されている分、学ぶ機会もたくさんあるように感じます。

そんな僕の近況をネタにしてみました。

拝読に感謝です!

おかちゃん

最新情報をチェックしよう!