『教育プログラムを作る難しさ』

こんにちは、おかちゃんです。

今日は、今まさに僕が苦戦している“教える”ことの難しさについて書きます。

人に何かを教えるというテーマについて、生きていると実に様々なところで場面として出てくると思います。

OJTと言って、仕事をしながら教えていくという形があると思います。

これ実は、一人で仕事するより多くの時間が掛かってしまいます。

いわゆる、背中で教える(笑)

ある意味少し無責任な気がしてしまいます。

僕の場合どうしても解説しながら教えてしまうので時間が倍掛かってしまいます。

それであっても、相手に伝わっているかは不明です。

次は出来るかと言えば、なかなか難しい。

何度も同じ内容を伝えて、やっと覚えられたりすることもあります。

ですから、解らない事を解らないままにしておかずに、質問して欲しいのです。

ただ、自分の教え方が丁寧なのか、伝わっているのか、覚えてもらえているのか。

教わっている相手じゃないので、そこが一番わからない。

大丈夫?

大丈夫っす!

…たぶん伝授できていません(笑)

単純な作業はこれでもなんとかなるのですが、感覚的な部分ってよけい時間が掛かってしまいます。

何度、動画で録画して見せようかと思うこともしばしばです。

以前の記事でも書きましたが、感覚で判断しなければならない事って、教わる人の成長具合にもよって大きく変化しちゃいます。

自分でも口頭伝授だけでは時間が掛かり過ぎちゃうので、文字にしたり絵にしたりとお互いの時間を節約する仕組みを作っていかなければなりません。

そこで、新たな問題が浮き彫りになります。

文字の伝わらないこと伝わらないこと(笑)

これは、経験してみないと理解が難しいかもしれませんが、頭では伝わるような気がするんです。

しかし、口頭でも伝えられる内容から高度になればなるほど、文字では伝えきれないんです。

今、写真を販売するノウハウを制作しています。

最大の難関が、どんな写真が売れるかよりも、売れない理由は何だ!?

というダメな理由を分かってもらう事に苦戦しています。

上手な写真を見せることは簡単です。

しかし、教わる生徒さんが一番疑問に思う、私の写真どこがダメ?を伝える難しさを痛感しています。

文字がダメなら絵で動画でと思われるかもしれません。

しかし、聞きたい一番は、売れない写真の何が悪くて、どう改善したら売れるのか。

なんですよね。

マンツーマンで教えると言っても先生の上手な写真を見せるだけでは成長できません。これって、今のネットにある教育コンテンツすべてに言えるテーマなんじゃないかと思ったりしました。

確かに文字や動画にしてしまえば、何度も見て勉強して貰えると思います。

そこは、ホントに重要で何度も何度も繰り返してもらわないと会得まで辿り着けません!

あなたが掛け算がスラスラ言えるのも何度も繰り返した結果、身に染み付いたスキルです。立派な本を読んだところで、翌日には1割も覚えていません。

これが人間です。

忘れるという能力は、実は生きる上でとっても大切な能力です。

人間が忘れないと心が壊れてしまうそうです。

脱線しました。

忘れるのは仕方ないので、掛け算のように何度も何度も学習を繰り返して欲しいのですが、その教える内容にも大きな工夫が必要だと分かってきました。

出来る人が教える1ステップは、知らない人にとっては3~5ステップに分解して教えないとダメなんです。

階段が高すぎるという事です。

これって、なかなか理解して教えている人が少ないです。

自分ならサラッと出来ちゃうものですから、その大変さが分からないのです。

決して冷たい訳じゃないんだけど、そんなものなんです。

この大切なポイントを解った上で、細かく細かくテキストを作っています。

そして、「私の何がダメなのか。」という教科書には表現できないポイントを、どうクリアしていくかを日々考えながら作業しています。

「教える」ことが生活の中にある人に伝われば嬉しいです。

今回も読んで頂きありがとうございました!

おかちゃん

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