こんにちは、おかちゃんです。
今回は少し緩めに日本のドラマ関連です。
織田裕二さん主演で、TBS「半沢直樹」などの作家、池井戸潤氏の小説が原作です。
銀行員の役柄で挑戦されていました。
メガバンクと大手融資先の黒い関係が柱になっています。
今回、なぜ僕がこのドラマを取り上げたのか。
ドラマ冒頭、融資先の店舗で爆発事件が発生します。
その犯人は、数年前に銀行からの融資を断られた結果、倒産~自殺と追い込まれた中小企業の社長さんの息子さんだったのです。
このシーンで身につまされる思いをしました。
僕にも似た境遇があったからです。
もしかして、このシーンって日本では普通に発生している“闇”なんじゃないかと思うのです。
経営が苦しい中小企業。メイン銀行の融資が止まる=破綻。
そんな状況が多々あるのではないでしょうか。
融資ありきの経営が悪いなんて、単純な話でもありません。
銀行借入の返済をしつつの資金繰りですから、会社が生み出す利益より大きな返済額になっていると、追加融資が必要になる状況はよくあるのです。
年間返済額が1億円でも利益が5千万なんて年もあります。
折返し融資5千万を追加融資して、やっと1億円の約定返済が可能になるのです。
折返しを繰り返すと借入の本数が増え、返済の長期化になってしまいます。
しかし、中小企業でしたら借入残高が減っているならと、折返し融資で回している会社もたくさんあるでしょう。
借入を薄く伸ばしてという状況です。
あまりに重なると資金繰りに没頭してしまい、本業の業績アップにエネルギーを向けられない状況になってしまいます。
社員への給料が遅れているなんて状況まで行ってしまうと、商売を閉じる事を考えなければなりませんが、その前の一時的に苦しい状況なんて頻繁に発生します。
実際は、たくさんの本数になってしまった借入を1本に纏め、しっかりと長期返済で腰を据えるというリスケという手術が必要なんですが、経営者はなかなか踏み切れません。
もしかしたら、借入が過多になっているかもしれません。
現在は金利も格安ですから、元本返済にゆとりが持てたら、頑張れる中小企業がほとんどではないでしょうか?
苦しい経営であるほど、客観的に自社を俯瞰して見直し、会社存続の為に恥を忍んで立ち向かわけれななりません。
文字にすると簡単ですが、その余裕がある社長さんなんていません。
僕が何よりオススメするのは、その世界に詳しい専門家に相談するという事です。
社長としてのプライドも大きく邪魔をします。
だから自らの命を絶ってしまうという悲しい事件も発生してしまうのです。
精神的に追い込まれると、正しい判断なんて到底できません。
社員や家族の為、追い込まれる前に解決に向けたアクションを起こして欲しい!
専門家への相談は、銀行という巨人に対し、武器や援軍にあたります。
死んでも解決しません。
その最終段階に落ち込んでいく前に、求めれば光は存在するのです。
恥ずかしい段階ではありません。
実は手段は無限にあります。やはり、その道の専門家に助言を求めるべきでしょう。
僕の本業でも大きな波を乗り越え、会社が存続しました。
実は、この荒業を成就させるのに、3年も要しました。
逆に言いますと3年会社が持つ段階でないとスタートできないのです。
地域で会社が存在し、雇用を支え、社会を支えている中小企業は簡単に無くなるべきではありません!
こんなブログのこんな記事で恐縮ですが、希望を持って対峙してください!
僕に解る内容でしたら全てお伝えします。
どんな専門家に依頼すべきか。どんな準備が必要か。価値観のリセット。
ドラマのような悲劇が起こる前に行動すべきなんです。
ちょっと重たい話になってしまいました。また、書きますね。
おかちゃん