『カメラマンになる前の僕は何してた?』

こんにちは、おかちゃんです。今回は、副業を始める前の、僕の状況を書いてみたいと思います。得るものは多くないと考え雑談にしました(笑)

カメラマンを始めて、10数年が経過しました。

それ以前は、副業なんて発想も知識もありませんでしたので、本業一本です。

仕事の内容は、セールス兼広告関係で裏方系ですね。

今ではMacも人気ありますが、当時はマッキントッシュと呼ばれ、デザイナーと医療ドクターが使う物だと思っていました(笑)ファッションでしょ~?という感覚。

やっぱり、パソコンならWindows一択!!!といっても、Windows95Windows98時代です。

そう言いつつ、写真ならフォトショップver.2を英語版で使い、印刷系のデザインにはページメーカーというソフトで、Macの真似事してた訳です。

ワードやエクセルと比べ、圧倒的にデザインの自由度が高い訳です。

書体の豊富さ、文字の間隔や微調整など、美しさを求めると、印刷の世界、印刷の知識が増えていきます。

デザインを修正する指示の事を、赤を入れるなんて言います。

印刷会社の方に、修正内容を伝える校正ルールも覚えてしまいます。

当時、Windowsでデザインする人なんて馬鹿にされてました(笑)

書体も少ないし、プロポーションと呼ばれるフォントの美しさなんて皆無です。

凝り性なのか天の邪鬼なのか、Windowsで無理してデザインを覚えた記憶が蘇ります。

今では、Windowsでも名のある美しい書体が使える時代になりましたよね!

書体も現在では、サブスクリプションと言われる定額サービスで利用できます。

しかし、当時有名な書体は、1つ5万円とか支払ってPC本体にインストールしないと使えなかったのです(涙)

広告に関するデザインの良し悪し、広告媒体ごとの効果など知識が溜まっていきました。細かな指示を出してしまうので、デザイナーも手を焼いていたでしょう。

書体のみならず、飾り罫線やクリップアートと呼ばれる挿絵のような物も、全て購入しないと使えない時代ですから、考えられない程、地味でアナログな世界も続いていたのです。

現在は、ほとんどのデザイン素材が手軽に活用できる時代になりました。

そんな環境で差をつけるには、デザインの歴史、流行り廃り、配色の知識、バランス感覚など、歴史といいますか引き出しといいますか、アンテナの感度みたいな差で勝負していかなければ、埋もれちゃう訳です。

一周まわってなんて言われますが、ファッションもデザインも広告も、何年かの周期で戻ってきます。これ不思議ですが、ホントなんです。

ちょっと時代の先を読むなんて大変だ、と思われるかもしれませんが、意外や意外、巡り戻ってくるんですよね(笑)

そんなコツも判りつつ、今では写真に活動の場を移し、好きな広告デザインの一部を担えて、僕は幸せといえます。

あなたが大型書店に行く機会ありましたら、デザインとか書体とか印刷の知識本など、探してみては如何でしょうか?ちょっとマニアックな世界が覗けますよ!?

世界と日本の違いもありますし、ジョブズがマックに宿した、書体へのコダワリなんかも知ると面白い世界です。

実に奥が深いワールドです(笑)

次回は、印刷の深い世界も紹介しますね!

おかちゃん

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