こんにちは、おかちゃんです。今回は、ネットに溢れる情報をどう選択し、どう受け取るかについて書いてみます。
最近ではすっかりニュースなど世の中の情報を、新聞・テレビから得るというより、ネットから受け取る機会がほとんどになりましたよね。
無料で得られますし、鮮度も高い。僕たちが気軽に操作しているスマホで、事足りてしまいます。受け取る情報量も増えましたし、すべては無理ですから自然と自分に関連する情報か、そうでないかを取捨選択している筈です。
見たい知りたい情報ばかりを得てしまいます。ですから、相当な偏りで情報を得ていることを理解しておく必要があります。
気を付けたい部分としては、ニュースソースの不確かさがあります。レガシーメディアより、裏取りと呼ばれるファクトチェックが甘くなる場合も多いのです。事実誤認といったケースも散見され、そのまま国会質疑などに登場して物議を起こした事件もあります。
欲しいと願う情報が目の前に表示されていたら、つい、真実と感じてしまいます。
多数の意見なのか、一部の少数意見なのか、取材者の主観が入り込み真実が不用意に歪められたり、話に尾ひれはひれが加わったりする事もネットでは多々発生します。
加えて、SNSの時代ですから個人も発信し易い環境もありますよね!
感じた喜怒哀楽により動かされ、脚色を加えられた情報が氾濫しやすいのです。
先ずは、自分でも可能な限り検証してみること。ネット上でも色々と手段がある筈です。
そして、すぐにでも言いたい!書きたい!気持ちを抑えて、拡散した場合の影響力も予測しておかなければ、後で大事になってからでは遅いのです。
問題となる発信を削除しても、手遅れになる場合がほとんどです。
簡単には許されない所もネットの恐ろしい世界です。個人の意見を述べる場が増えた事は歓迎なのですが、あまりに軽率な行動で想像以上のダメージを受ける事もあります。
1つの事象を見る場合、世間のほとんどが同調してくれる意見だとしても、他方で逆の視点も確実に存在します。自分の正義が、多数とは限りませんし多数なら許されるという訳でもありません。
よく知られた例ですが、桃太郎の鬼退治で、子供の鬼が泣いている広告がありました。
「めでたし、めでたし?」というタイトルの作品で、「ボクのおとうさんは、桃太郎というやつに殺されました。」という文字が泣いている小鬼のイラストと共にポスターになっていました。
とても衝撃的だった記憶です。視野を広げて世界を見てみようという趣旨でした。調べてみますと、2013年の日本新聞協会が実施したコンテストで「しあわせ」がテーマだったようです。
きっと、どなたのスマホにもニュースアプリのひとつは入っていると思います。
色々な記事が、限られた文字数のタイトルで所狭しと表示されます。そのタイトルをよくよく見てみましょう!
〇〇できる? 〇〇放題に!? 〇〇の結果 ついに登場!…
つい押してみたくなる書き方ですが、記事を冷静に読んでみると結論が無かったり両方オススメしていたり、肝心の新商品写真が無い記事さえあります(涙)
僕なんて思わず「オィ!!!」と突っ込む記事が間々あります(笑)
注目を集めて、誘導しなければならない。これは事実として理解できますが、そんなニュースとも広告とも言えない情報が氾濫しているのだと、納得した上で読んでみてください。
ニュースを届ける仕組みは無料ではありません。発信する側も、何らかの収入を得なければ続けられません。それがどこなのか、想像してみる機会があると面白いです!
僕はテレビを見る機会が激減してしまいました。おもしろ動画や視聴者からの投稿なら、ネットで見たほうが旬だからです。ネットに依存しつつあるテレビの番組制作に、時代の終わりを感じているのかもしれません。
そんな多角的な観察眼を持って、溢れるニュースと付き合っていきましょう!
今回は、この辺で。
おかちゃん