『プロとアマの違い?情報の本質を考える』

こんにちは、おかちゃんです。今回は、物事の正鵠を得る考え方についてです。

僕のブログでは、経営情報飲食知恵袋カメラマン養成などを扱っています。

そして、これら3ジャンルに関する事は、当ブログじゃなくてもネットに様々な、情報・エッセンス・ノウハウ・成功例・失敗例などが見つけられますよね。

もう、ネットと言えど、ブログは終わった。次はYoutubeの時代だ。

もちろん僕も、写真から動画への空気を感じ、活動を変化させています。

なぜ、ブログを続けるのか!?

それは、これまで生きて得た知恵や経験を記録しておきたい。お伝えする事で早々に退場する起業家を減らしたい!

そんな思いでスタートを決めたのが2018年冬でした。

ドメイン・サーバー・ブログページなどを準備して、2019年お正月から出発です。歩みは遅いですが、なんとか2020年夏まで来ました。

実は、準備段階で記事ネタは50個用意していましたが、今回のコロナ禍も含め時々の情勢を無視しては難しかった。

淡々と世の中と切り離して語るブログにはなりませんでした。

さて、本題に戻りましょう!

とある写真展に伺った時の話です。

ギャラリーで個展を開催した、知り合い作家さんのお誘いで訪問しました。

来場者は、年配のアマチュアカメラマンが多かったです。作家が在廊し、訪れた方達との会話が聞こえてきます。

訪問者「〇〇先生、この写真は何のカメラで、どんなレンズで、どんな設定だったんですか?」

作家は、機種や撮影情報を伝えます。質問者は良いレンズだもんなぁと感心していました。

僕は、そこじゃねーだろ!!!と心の中で叫びます(笑)

このギャラリーを選び、展示プランを考え、大きさや配置に気配りした意図、最初のゾーンに掲載されるステートメントの真意に興味を持ちます。

写真家にとって、作品集や個展の開催は実績として作家人生に刻まれます。

ですから、個展そのものの意義は大きい。だからこそ、作家の思い全てが注ぎ込まれる。と、感じています。

誰でも簡単に個展は開催できません。知人・友人だと自分の事のように嬉しい!

個展がキッカケで大きく羽ばたき、作家として世に出るのです。

応援の気持ちで、出来るだけお祝いの花を贈るようにしています。

話は飛びますが、小学生の頃、絵が上手い子がいました。

その子は、基本の絵の具セット12色だけを使っていました。絵筆も2本だけ。

小さなパレットに、乾いた絵の具がギッシリ残っていました。

歴然と差を感じた事を、今でも覚えています。

写真の世界では、新しいカメラ・レンズ・プリンターなど日進月歩で発表され、紹介記事や使ってみた動画、評論などに目を奪われがちですよね。

これって、新しい絵の具が、筆が、画用紙が発売!と一緒なのでは?と感じるのです。

俺は48色だぜ!60色だぜ!極細の筆も買ったよ!大きなパレットを毎回真っ白にして新しい絵の具を乗せていくのさ!

そんなブルジョアな子も居ましたが、絵の才能とは関係なかった様子…。

大人になった今も、本質とは関係ない情報に踊らされていないかと感じます。

本質は、形を正しくデッサンする才能や、少ない絵の具を混ぜて作り出すセンス、何より、その絵を表現したいと感じた感性や彩色表現力だったではないでしょうか…。

記事を書きながら、筆ふき布も真っ黒だった彼の才能を思い出しました。

恐らく、絵が下手くそだった自分への劣等感が、写真の道に進ませてくれたのだろう。と、自己分析してしまいました(笑)

今後の記事も、正鵠を得た本質的な視点が残せるよう精進してまいります!

拝読に感謝します。

おかちゃん

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